ガリレオ感想『阿呆る(ほうける)』

前回の続き。


殺人に科学要素を含んだ短編の話を挙げてみる。ただし、ネタバレを防ぐためキーワードのみ。

探偵ガリレオ】全5話

燃える(もえる)

  • 炭酸レーザー

壊死る(くさる)

  • 超音波

爆ぜる(はぜる)

  • 水素

【予知夢】全5話

絞殺る(しめる)

  • 高密度ポリエチレン

予知る(しる)

  • ER流体

【ガリレオの苦悩】全5話

操縦る(あやつる)

  • 衝撃波

攪乱す(みだす)

  • 超指向性スピーカー

【虚像の道化師】全4話

幻惑す(まどわす)

心聴る(きこえる)

  • フレイ効果

【禁断の魔術】全4話

猛射つ(うつ)

  • レールガン

合計 全23話中 10話


お分かり頂けただろう。科学要素のある殺人の話は『半分以下』なのだ。つまり、半分以上は『事件に関連性のある現象』である。事件のトリックがイコール殺人トリックという固定概念は捨てるべきなのだ。



次回は『執筆る(ふでとる)』